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遺品整理のやり方がわからない!全部自分でやるべき?業者に任せるべき?解説します!

目次

遺品整理をする理由

遺品整理は、日常生活の掃除や年末年始の大掃除とは異なる目的で行われます。
名の通り部屋の片づけを行いますが、"遺品整理する方の心の整理"をすることも含まれます。

日常生活の掃除であれば、間違って捨ててしまった物でも買い直しができます。
故人が長年愛用していた物には思い出があり残しておきたいものもあります。
思い出は買い直すことができませんので、品物に触れながら作業を行い、
残すもの処分するものを分別していきます。
分別する中で大切な方を失った悲しみを受け入れていく事が遺品整理において大切です。

"部屋を綺麗にすること""遺品整理する方の心の整理すること"が遺品整理する理由です。

遺品整理の時期

遺品整理をするにあたって取り掛かる時期の正解はありません。

遺品整理を行う目安は以下を参考までに記載します。
〇四十九日や百日法要の後
 親族のそれぞれの都合がありますので、どのタイミングで
 遺品整理をするかを相談して決めるのがお勧めです。

〇法的手続きが必要なものの後
 優先的に手続きをしなければいけないことを先に処理しておくことで
 思い出がある品物の整理時間をゆっくり取ることができます。

〇親族が集まる一回忌
 一人で遺品整理を初めてしまった場合、トラブルが発生するかもしれません。
 親族と話し合って行うことをお勧めします。

〇賃貸や公営住宅の退去期限内
 退去期限について、管理会社や大家さんに確認しましょう。

一般的には親族が集まるタイミング、自身の気持ちが落ち着いたタイミングがお勧めです。

遺品整理のやり方

遺品整理は規模や品物の状況によって遺品整理する方の負担が変わってきます。

主に3つのやり方があります。
・自分で全て行う
・業者に全て任せる
・自分である程度行い残りは業者に任せる

遺品整理のやり方を説明していきますので、
状況に応じてどのやり方で遺品整理を進めていくか決めて頂ければと思います。

①遺言の有無を確認しておきましょう。

遺言がある場合には、相続の手続きなど遺言に従って進めなければいけません。
また、公正証書遺言を作成している場合もあり、遺言執行人と話し合いながら
手続きを進める必要があります。

相続が関係するため、遺言の有無を確認せず勝手に遺品整理をするとトラブルが発生することもあります。
遺言がないようであれば、次の手順へ進みましょう。

②わかる範囲で相続財産をメモしておきましょう。

遺品整理を行う前に、事前にわかっている相続財産をメモしておくことをお勧めします。
遺言が無い場合には、遺産分割の為でもあります。
また、相続財産は価値があるものだけではなく、負債に関する資料も含まれます。

下記のようなものが相続財産と考えられます。
・現金
・株
・売掛金
・不動産
・自動車
・骨董品
・貴重品
など

マイナスの財産
・借入金
・買掛金
・未払いの税金
など

プラスの財産よりもマイナスの財産の方が多い場合も中にはあり、相続放棄することも検討しなければいけません。
相続財産をリスト化しましたら次の手順へ進みましょう。

③片付けは3種類に分けて考えましょう。

自分で遺品整理を進めていく場合、捨てるものと残すものを明確にしておくことが大切です。
無くした捨ててしまったと思っていた物や知らなかった物など見つかることもあります。

片付けの分別に手間を取り、時間が掛かるかもしれないのであれば
事前に決めた3種類に振り分ければ作業を進めることができます。
下記のように分けておくことをお勧めします。
〇財産
 [財産として分けておくべきもの]
 ・銀行の通帳
 ・不動産売買の関係書類
 ・価値の高い物(貴金属など)
 ・年金の書類
 ・保険関係の契約書
 ・クレジットカード、携帯電話など日常生活で使う契約書類
 ・印鑑
 などを貴重品と分類します。
 誰も認知されていなかった相続財産が見つかることもあります。

〇思い出
 ・写真
 ・アルバム
 ・趣味のもの
 などを思い出と分類します。

〇リサイクル/処分
 [リサイクルとして分けておくべきもの]
 ・家具
 ・家電
 ・書籍
 ・切手
 ・バッグ
 ・楽器
 ・時計
 ・アクセサリー
 ・レトロ玩具、ゲーム
 など
 故人が趣味で集めていたものが多すぎる場合、場所を取りすぎない程度に
 残しておき残りはリサイクルとして分類すると良いでしょう。
 リサイクルショップや買い取り業者に買取依頼することをお勧めします。

 [処分する物として分けておくべきもの]
 ・財産、思い出、リサイクルに該当しないものは処分します。
  お金になりにくいもの、小さい物から順番に処分していきましょう。
  捨てる物のルールを決めておくことで、キチンと片付けができるはずです。

このように分けることができれば、残すか処分するかの判断で済みます。

中には...
・リサイクルと処分の区別ができない物が多い
・壊れた家具家電が多い
・大きいタンスや机を処分したい
・体力的に思い出と財産しか片づけられなかった
・処分する物が多い
など、自身で行えない場合、遺品整理業者に頼むことをお勧めします。

遺品整理業者の利用を検討される場合、次の手順へ進みましょう。

④遺品整理業者に依頼するのもアリ。

遺品整理する規模によっては、分別できても処分する時間がかかります。
長年放置されてきた部屋など衛生面で不安があったり、大きな物を家から運び出しが出来ない、そんなときには業者に頼み処分してもらうのがおすすめです。

[遺品整理業者に頼むメリット]
・部屋丸ごと片づけてもらえる
・処分する物が多くても数日以内に終わる
・リサイクルサービスも行っている

[遺品整理業者に頼むデメリット]
・処分費用が自力で行うより高い
・不当な高額見積もりを提示する業者がいる
・故人との思い出を整理する時間がない

業者の中には、リサイクルに分類したものを買取サービスを行っている場合があります。
また、処分と思っていたものもリサイクルとしてお値段つけてもらえたり、
処分費を買取金額と相殺できることがあります。

処分費の見積もりは、無料でしてもらうのがおすすめです。
株式会社Rinenでは、無料出張見積りを行っております。
適正な見積もりをご提示致します。

弊社の遺品整理の具体的な流れを下記の記事へ記載しております。

⑤部屋の各種手続きを済ませましょう。

遺品整理を終えて、全て片付いたら賃貸住宅の場合は退去手続きをします。
また、持ち家で売却等を検討されている場合は不動産会社に相談しましょう。

まとめ

今回は、遺品整理のやり方を解説しました。
状況によって、遺品整理業者を頼った方が良い場合もあります。
自力で行うにも業者に依頼するにもメリット、デメリットありますので
総合的に考え選んで頂ければ幸いです。
将来的に遺品整理を考えたとき遺品整理のやり方を調べ
当サイトにアクセスして頂いた方も、この記事があなたの
お役に立てることを祈ります。

気になる点、困っていること、お見積り依頼などお悩みがあれば
株式会社Rinenに是非ご相談ください。
専任担当者が責任を持って、ご相談をお受け致します。

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